検査
検査室
検査室は検査技師3名、事務員1名にて外来、病棟の患者様の様々な症状を約11台の検査機器を駆使して検査しております。
脳波、心電図、肺機能といったものや血液の質や流れ具合といった血液全般(一部外注)を取り扱っています。
人の臓器の機能や視力・聴力といった機能の状態を数値的に知りたい場合はこの部署が主役と言えるでしょう。
実際に受けた検査がどういったものかは素人にはわかりにく場合が多いです。
担当医師にもなんとなく聞きづらい・・・といったときは検査室の技師に質問するのもいいでしょう。専門の技師が丁寧に説明致します。
病院で診察を受けるメリットとして、検査結果が外来受診中に明らかになるところが挙げられます。医師の診察を受けて、採血等の検査を受け、しばらくお待ちいただくことで検査結果が出て、医師とともに検証することができます。
救急車で搬送された方の検査も迅速に対応しており、又、輸血が必要な場合にも血液型に間違いがないか等医療事故につながらないように手配する役目も担っています。
血液検査
採血室などで採血された血液を目的に応じて様々な機器で数値化します。
この数値を元に疾患の原因や状態を診断していきます。
沢井病院の検査室では下記の機器を用いております。
PCR検査用の機器です。
新型コロナウイルスが流行しはじめてから大活躍の機器です。
一度に対応できる数が少ないことと、結果がでるまでに時間がかかってしまいますが、院内にて対応可能です。
検体の取扱には十分な注意が必要なこともあり、暴露防止の区画を行っております。
遠心分離機は、採取した血液を検査したい成分ごとに、比重の違いを利用して分離する機械です。
専用のスピッツ(分離ができる素材を予め混入してあります)を使用して10分間で30000回転します。
血中に溶けている気体の量を調べる装置です。
主に酸素(O2)、二酸化炭素(CO2)、血液の水素イオン濃度(pH)を調べます。