増改築工事
地下コンクリートを打設中です
ついにコンクリート打設に入りました
2016-10-21
ようやく、本格的な躯体工事(建物の柱、梁、壁、天井といった部分の工事をまとめてこういいます。クロス貼やペンキ塗りといったものは仕上工事といいます)にはいってきました。
鉄筋を組み立てて、型枠をして、生コンクリートを流し込む・・・というのが一連の流れです。今回の増改築はS造(鉄骨造)なので鉄筋配筋、型枠といった工事はあまり多くありませんが・・・。
生コンクリートをポンプ車等を使って流し込んでいくことを「打設する」と言い、独特の建築用語なのですが、どうしてでしょうね?
コンクリートを流し込んでいる時に、型枠の外側から木槌などでガンガン叩きます。バイブレーターと呼ばれる振動する棒を鉄筋の間に挿し込んだりもします。これは生コンクリートが隙間なくきっちりと型枠通りに流し込まれていくことを促進します。こういった作業をすることから「打ち込む」→「打設」という言い回しになってるのではないかと勝手に考えています。
ちなみにこれらの作業を省くと、角がボロボロになっていたり骨材が一部に固まってしまう(ジャンカと言います)状態ができてしまいます。こうなるとハツリをしたり左官補修をしたりとなってしまい製品として劣化してしまうことになります。
ですので、ガンガン叩く音やブーンブーンといった音が鳴り響いてうるさく感じてしまうのですが、良い製品を作る為と御理解頂ければ幸いです。
右端の写真はミキサー車がポンプ車に生コンクリートを流し込んでいます。この青いミキサー車、私の知る限りでは車番が全部22-22なんです!
狭い船橋通りを大型車が通る為には、許可を取らないといけないのですが、22-22番だらけでどれがどれやら・・・。
運転手さんが苦情を受けることがあったときは、全てに疑いがかかるということで、誰にも迷惑をかけないように全員安全運転!という団結のためのナンバーだったらいいな・・・と思うところです。