コラム
認知症見守り声掛け模擬訓練
11月初旬前後に、各包括支援センターが実施する「認知症見守り声掛け模擬訓練」が行われました。
沢井病院のある「若草」地区では若草地域包括支援センターの主催で行われました。
訓練の目的は、認知症の方が一人で行動をしている時にどういう声の掛け方をすることで、安心・安全に目的地又は自宅へたどりつけるようになるかということを体験してもらうことです。
ひいては認知症の方にも安心して暮らして頂けるように地域全体でサポートしていくことに繋げることになります。
沢井病院からも参加致しましたのでご報告致します。
感染対策 ABC
インフルエンザが流行し始める季節となってまいりました。
最近では南半球の外国人の方が日本を訪れる機会も増えてきており、冬場だけの感染症とは言えなくなってきてます。(南半球では日本が夏の時期は冬なので、罹患している旅行者が日本で発症し、周囲に感染する可能性があります)
この時期はノロウイルスによる下痢症状、嘔吐症状も増え始めます。
病院に来ることで、患者さん同士が移し合ってしまうことも考えられます。サージカルマスクの使用、手指消毒の励行によって個人での感染予防も必要になってきます。
沢井病院では外来における感染予防を別室を設けることで実施しております。
上記の部屋を活用することで、少しでも感染率を下げられるように鋭意努めてまいりますので皆様のご理解ご協力を宜しくお願い申し上げます。
幟(のぼり)のあるケアプランセンター
高齢者が怪我をしてしまったり、何らかの疾患で入院したときに
「治療が終わった後はどうしたらいいだろう」といった心配があるのではないでしょうか。
退院後に家で常に介助が必要になったらどうしよう?外出しなくなって認知症の心配が増えたらどうしよう?といったこともあるでしょう。
事前に、受けられる支援や選択肢が示されていたらそういった心配も少しは軽減されるのではないかと思います。
沢井病院には院内には相談員が常駐していますし、病院の目の前には介護支援専門員(ケアマネージャー)が在籍している「沢井病院ケアプランセンター」もございますのでご活用頂けたらと思います。
(沢井病院ケアプランセンターについては→コチラ)
デイサービス内の改修
沢井病院では通所介護(デイサービス)もご案内しております。
病院の敷地から少し離れたところにありますが、閑静な場所でサービスを提供しております。
中でも人気なのはPTによる個別リハビリ、入浴サービス、日々のレクリエーションです。
利用者の方々に快適に過ごしていただけるように内装を一部改めてみました。
その他にも、暑さ対策にエアコンの増設を致しました。
近年、夏はエアコン下でも熱中症を起こすほどひどいことになってきております。施設内ではそういったことが無いように努めております。
万が一がないように看護師が目を光らせておりますので、自宅だけでは体調管理が難しく、介護が必要とされる方がおられましたら一度ご相談くださいませ。
入院中の食事
できるだけ入院はしたくないものですが、やむなく入院せざるを得ない状態になることがあります。
入院は治療が主たる目的ですので、「楽しみ」というものは疎遠なものなのですが、1日に3度ある「食事」については興味があるところかと思います。
「入院中はモリモリ食べて精をつけて早期退院!」といきたいところでしょうが、残念ながらなかなかそうはなりません。
病院である以上食事も「治療」の一環なので、栄養士による栄養管理をされた食事をして頂くことになります。
入院中の食事にはいくつかの方法があります。
口から食事を摂れる人(経口摂取といいます)は「経口食」になります。
口から食事を摂れず、注入で栄養摂取(経管摂取といいます)をせざるを得ない人は「注入食」になります。
体調などを考慮した結果、いずれも摂取させられない場合は「絶食」となります。
「経口食」にもいくつかの種類があります。
整形外科での入院など、内臓疾患とは直接関係ない人などには「普通食」となります。
内臓に疾患などがあり、医師による「治療食」の指示がある人には
「膵臓(すいぞう)食」「肝臓食」「腎臓食」「心臓食」「潰瘍(かいよう)食」「糖尿食」
といったものが用意されます。
治療用の食事ではありますが、お薬ではないので毎日同じメニューというわけではありません。
「食事を摂る」ことも重要なことで、「飽きてしまってもう食べたくない・・・」では困ります。
そういったことがないように献立を考えております。
しかしながら、それぞれの方のお口に合ったものを作るというのは大変難しいものです。
特に濃いめの味付けが好みの方にはなかなか合わせにくいものです。
「塩分」は体には欠かせないものですが、取り過ぎは禁物です。濃い口にはこれが多い傾向に
ありますので難しいところです。
それでも入院中の方の健康改善をしながらおいしいものを食べて頂くということに力を注いでおりますので
万が一入院することになってもご安心下さい。
又、入院に限らず、家庭での食事にも気を付けたい方、現在の体調からどういった食事に気を付ける
必要があるのかといったことに興味がある方は、外来受診の際に医師に相談頂くこともできます。
医師の指示により、栄養士からの栄養指導を受けることも出来ますので一度ご検討下さい。
膝関節に「PRP療法」
PRP療法始めました
「自由診療」という単語をどこかでは聞いたことがあるのではないでしょうか。
有名なところでは、歯医者さんで「保険の範囲でされますか?」という質問を受ける場合ではないでしょうか。
健康保険(主に国民健康保険や社会保険)の範囲での診療・治療は「保険診療」、それ以外の場合が「自由診療」となります。(多少の語弊はあるかもしれません、ご容赦ください)
交通事故、労働災害(労災)、健康診断、予防接種なども「自由診療」の範疇です。交通事故には自動車保険、労働災害には労災保険という保険を使うことが可能ですが、健康保険の適用外は「自由診療」ということになります。
さて、沢井病院においてこの自由診療にあたる「PRP療法」を植田康夫医師主導の下で開始しております。
膝関節に適用するのは奈良県下で初の導入であるとも聞いております。
既に術後の結果が出てきており、効果的に治療が行われているとのことです。
(具体的な内容については「脊椎・関節外科」のページにて後日掲載していく予定です)
「自由診療」は全額自己負担となるため、高額となりがちですが、痛みが大きく軽減したり、早期回復が
実現できたりする場合もありますので選択肢の一つとして医師に相談してみるのもいいかもしれません。
以前に掲載したコラム一覧
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船橋通に春が来ます!
第12回院内研究発表会
平成30年度の第12回院内研究発表会が開催されました。
今回のテーマは ①症例 ②業務改善 ③業務報告 でした。
前年度より1題増え、12題目の発表となりました。
しかも今回はゲストとして他の病院の薬剤科の方も参加頂けました。
こういった発表を通じて他の病院などと交流できることは
お互いにとってプラスになるかと思います。
発表題目は以下の通りでした。
発表風景
第Ⅰ群
1.当院における栄養食事指導の現状紹介
~「指導型栄養教育」から「支援型食事相談」へ~
2.職員のインフルエンザ感染予防を最小限に
~インフルエンザワクチン予防接種の管理を通して~
3.業務報告:沢井度チェックリスト
4.業務報告及び業務改善
5.受け入れられない突然の不幸
6.共通の意識をもって業務に取り組む
DESIGN-Rの学習を通して
発表風景
第Ⅱ群
7.適正な外用剤使用のポイント
8.PRP療法とその後の治療法について
9.弾性ストッキングによる
MDRPU発生予防についての取り組み
10.新化~診療点数からみた18ヶ月の進化と今後の状況~
11.新臨床検査科に伴う業務改善について
12.外来での「術前お薬チェック」による
シームレスな薬の管理
質疑応答も含め互いの部署への理解が一層深まりました。
交番警察官による防犯講話
今回は地震について
近鉄奈良駅前交番の警察官の方による防犯講話が再開されました。
特定曜日の10時半~12時頃の間で、事件などが発生していない場合に来られます。
受付・会計前の待合にて実施されますので、タイミングが合えば耳を傾けて頂けたらと存じます。
時期的に阪神・淡路大震災の発生日と近いことから地震についてのお話をされました。
「防犯」とは直接関係ありませんが、警察官の活動の一環として災害発生時への備えと安全確保を
予め喚起しています。
いわゆる予防接種のようなもので、病院とマッチしていますね!
(毎回テーマが変わります。詐欺にあわない為の注意喚起などもお話をされます)
松葉杖を使ってみると・・・
松葉杖使用中 軽量のアルミ製
松葉杖は下半身の疾患や怪我などで、足のみでの歩行が困難な際の補助具の一つです。
材質や形状も種々のものが開発されています。
整形外科にかかる患者さんに利用頂くことが多いかと推測されます。
当院では整形外科の拡充が進んでおり、リハビリテーションも従来以上の提供ができるように工夫しているところであります。
外来、病棟においても歩行訓練を行っているシーンが増えて来ております。
さて、当コラム筆者も先日転倒による脚部骨折をして、5週間ほどギブス固定と松葉杖のお世話になっておりました。ギブス固定後にリハビリ室へ車イスで搬送されて、そこで松葉杖の使い方を教えて頂きました。
まず驚いた(大いなる誤解をしていた)ことが、松葉杖は脇に力をかけて使う物だと思っていましたが、脇に体重を持たせると血流が止まることで腕にダメージを与えてしまうので危険ということです。
よって、腕の筋力のみで支えることになります。脇につけるのは左右へのブレを安定させる程度だということです。
実際に歩行してみると掌にかかる圧力が高く、長時間使用するとそちらに痛みが出てきます。使い方を誤ると別の部分への2次災害的なものが発生しますので、技師の指示にはよく従って使用する必要があります。
段差(階段)の昇降手順も教えて頂きました。エレベータが使えるときは使った方が安全なのですが、どうしても階段を昇降しなくてはならない場合もあります。足と杖どちらを先に上げ下げたらいいのでしょう?実は杖が下にくるようにします。杖を上にしようとすると背伸びをしないと届かない場合もでてきて危険になります。杖が下だと、体をかがめたり足を曲げたりすればうまく昇降できます。とはいえ、慣れるまではオロオロしてしまいます。バスのステップに上がるときに焦った覚えがあります。早くしないと他の方に迷惑がかかるし、かといって上がろうとするとうまく動けない・・・という状況になり、むちゃな上がり方をしてしまいました。
点字タイルのある通路
ちょっとした段差にも注意が必要です。
いつもならつまづくことのない部分でも「松葉杖」の方が当たってしまうのです。目の不自由な方の為にある「点字タイル」にすらひっかかってしまうこともありました。普段は気にしていないのですが、いたるところに段差が存在することがよくわかります。
松葉杖に慣れてくると、これも気にならなくなってきますが、初めてのレクチャーを受けるときに「くれぐれも無理はしないで下さいね」と注意を促してくれます。これは体に無理をさせないだけでなく、慣れない環境に対して普段通りにしてしまうと思わぬ事故につながるということを技師は知っているので、それを教えてくれていることが理解できました。
ピカピカの床ですが・・・雨の日は滑りやすくなります
怖いのは雨の日です。そもそも両手で松葉杖を使う為、傘をさして歩くのは困難です。必要な場合は合羽を使って行動せざるを得ないことになるようです。
杖先が滑ってしまうのにも注意が必要です。実際に転倒もしました。「滑るかもしれない」という警戒をしていたので、背中から倒れることで事なきを得ましたが、無警戒なときや、滑りに耐えられる力がない人は更なる怪我につながってしまう場合があります。
「骨折」という痛い思いと苦労はしましたが、実際に松葉杖を使用している人の気持ちがよくわかりました。この経験を無駄にすることなく、院内の安全面に気を配っていこうと思います。
中学校からの職場体験

職場体験案内文
沢井病院では学生の職場体験の受入れをしています。
増改築工事中は部屋の都合等もあり休止しておりましたが、本年より再開しております。
今回は若草中学校から2名の中学生が体験に来られました。3日間というスケジュールでしたのでほぼすべての部署を体験して頂けました。
病院という人体・生命に係る職場である為、直接作業を体験できる部署と見学のみしかできない部署がありましたが、いずれも興味をもって体験して頂けたようです。
テレビで放映される病院のシーンでは、手術室や病室が多いでしょう。ドラマのワンシーン以外の、技師による臨床検査・放射線撮影、病棟内での伝達、栄養士による栄養指導、薬剤師による処方薬の調合などについては省略されています。
そのような中でも実際に体験して頂いた学生には、「病院にはこんな仕事もあったんだ」、「医師や看護師以外にもこんな仕事があるんだ」などの新鮮な感動を持って帰っていただき、家族との会話で「病院」が身近な話題となっていただければと思います。
「お父さんは知らないと思うけど、レントゲンってこうなんだよ」「お母さんは血液検査ってどんな機械を使ってるか知ってる?」と自分の子らが誇らしげに語るのはとても頼もしく思えることでしょう。
「私、職場体験をここで受けたんです」という方が就職の面接に来られることを楽しみにしております!
はたらく細胞を血液検査
検査の受付窓口
現在、臨床検査・放射線受付には係員を配置してできるだけスムーズに検査が進むようにしております。
ところで、内科外来などでよく行われる検査に「血液検査」があります。献血では1回に400ccが推奨されますが、血液検査用の採血では人によって量がまちまちです。2本で済む人もあれば4本採られる人もいます。これは検査の種類によって必要な本数が決まってくるためなのです。1本だけ採血しそれを分けて使えないの?とも思いますが、成分を分離したり試薬を加えたり、と機器ごとに必要量もありますので予めスピッツ(採血時に血を入れる試験管です)を分けておきます。
最近、ノーベル賞で話題となったガンのお薬の仕組みで「T細胞」という成分を聞いたことがあるかもしれません。これはリンパ球の一種で、リンパ球は白血球という総称の一部です(白血球とは主に好中球、好塩基球、好酸球、リンパ球、単球という5種の総称)。その白血球の働きの一つが体内へ侵入した抗原(細菌やウイルス)の除去です。体が抗原に罹患した場合に一般に白血球は増殖します(人体に備わった防御機能です。病気でこのシステムが壊される場合もあります)。血液検査でこの増殖具合を検査し、一般よりどれぐらい多い(又は少ない)かをみることで疾患の特定につなげていきます。勿論、これだけでは疾患の特定が困難な場合も多分にありますので、他の検査と組み合わせたりすることで精度を上げます。
これらの検査結果から、細胞のはたらき具合を確認し、そのはたらきを促進したり、逆に抗原を弱らせたりするお薬を医師が選択します。
沢井病院には多くの検査機器(血液検査機器はコチラ)が用意されております。検査内容によっては血液の状態を検査に適した状態にするのに時間がかかったりするものもあります。検査技師も細胞に負けないぐらいにはたらいて時間短縮に努めておりますが、検査においては「正確」に勝るものはありませんので正しい検査結果が出るまでしばらくお待ち頂くことをご了承願います。
MRIの磁力
MRIとは Magnetic Resonance Imaging の略で、マグネット=磁力(磁界、磁石といった類の意味です)を利用した撮影装置のことです。
現在稼働しているMRI装置は増改築工事の際に導入された新品です。それまでに使用していたMRI装置は解体、搬出されています。
MRI装置が稼働しているときの磁力はとても強いものです。
撮影の際に患者さんに、時計、携帯電話を外していただいたりすることやペースメーカーを使用されている方は撮影できないといったことはこれが理由です。
打水大作戦!その2
今年も打ち水を実施してます!
2018-08-02
暑い日が続いていますね。今年も去年に引き続き打ち水を実施しております。
去年と比べて景観も変わっていて(去年はこちら)、どこから打ち水をしたらいいの?といった会話がとても新鮮です。
例年より暑すぎるせいか、撒いたそばから乾燥していきます。
それだけ地面が熱を含んでいることになりますので、打ち水で少しでも涼しくなっていただけるといいですね。
親睦会を開催しました!その3
平成30年7月17日火曜日
ホテルリガーレ春日野さんにて親睦会を実施しました!
連日の猛暑日から引き続いての猛暑の夕刻に開催されました。いつもよりちょっと遅め(18時半)からのスタートでしたがちょうどよかったかもしれません。
当院の介護サービスの方々も含めて、80人超の参加となりました。
第11回院内研究発表会
近所のしだれ桜
船橋通の北側
沢井病院は船橋通商店街の一角にあります。
現在は北側向き一方通行ですが、以前は南北双方向で
バスも運行されていたそうです。
北側の商店街アーケードの先に大仏鐡道公園があります
大仏鐡道の駅跡地だそうです。
そこにはしだれ桜が植わっていて、春先にはきれいな桜を
眺めることができます。写真撮影にも多数の方が来られています。
付近を佐保川が流れており、その沿道の桜も綺麗な彩を見せて
くれます。
気候も良く、リハビリ訓練の方にも楽しんで頂きながら
回復を目指せるいい環境になっています。
又、時期的に「佐保川桜祭」が開催されます。
商店街の方からチラシを参考に頂いてきました。
既に満開に近い状態ですが今年はいつまで楽しめますでしょう?
増改築完成記念式典
平成29年12月9日 ホテルリガーレ春日野さんにて
青山代表理事挨拶
本年は「一般財団法人沢井病院 増改築完成記念式典」と銘打ちまして慰労会が実施されました。
青山代表理事にもご臨席を賜り祝辞を頂きました。
特に工事中は様々な制約や移動があり、職員への負担も大きかったことを踏まえての慰労を兼ねた式典となりました。
例年ですと丸テーブルでしたが、今年は参加人数が110名ほどになり、会場のスペースから長テーブル方式となりました。
乾杯~永年勤続表彰(今年は9人)~新入職職員紹介~お楽しみ抽選会といった流れにて進行しました。
最後は院長の「エイ、エイ、お~!」で気合をいれての幕切れとなり、来年に向けてのいい準備ができました。
親睦会を開催しました!その2
平成29年8月10日 ホテルリガーレ春日野さん屋外にて
乾杯!
今年も例年通り焼肉親睦会を実施致しました!
昨年は屋内だったので是非とも外でやりたいという思いでした。
(昨年はこちら)
台風通過の数日後だったので天候にやきもきしましたが、無事に「ビヤガーデン日和」に屋外で行うことが出来ました。
今年も100名近くの方に参加して頂き盛況となりました。
病院職員の他に訪問看護ステーション、デイサービス、ヘルパーステーション、ケアプランセンターなどの介護職員も一同に介してイベントができるのは忘年会とこの親睦会の2回です。
ホテルリガーレ春日野の担当の方にも色々とご協力頂きました。ありがとうございます。
打ち水大作戦!
職員の募集の手続き
以前は求職の検索をすると企業のデータが出てきて、印刷をかけると右の写真のようなものが出てくるだけだったと記憶しています。
ところが、最近では検索するところに企業側が写真を添付したりすることができるようで、画像によるアピールができるようになっています。求職者側も画像を見ることで具体的な内容を知るチャンスが出てきます。
双方にとってとてもいいことだと思います。
もっと驚いたのは、企業側の画像(建物の外観や職場の内装など)をハローワークの職員の方がデジカメで出張撮影までしてくれるということをお聞きしました。
公共機関なので、応募を受ける一辺倒だと考えていただけにものすごい進化だと思いました。
少しでも就職に結びつくことを目指しての施策でしょうが、求人を出す側としても負けてはいられないという熱いものを感じました。
ホームページでも職員募集はしておりますので是非沢井病院へ就職を!
上棟式が執り行われました
感謝状を頂きました
日本一安全な奈良を目指して!
やまとの安全
忘年会を開催しました!
平成28年12月10日 ホテルリガーレ春日野さんにて
青山代表理事挨拶
当院でも忘年会は毎年恒例の行事となっております。
青山代表理事にもご臨席を賜り、今年1年と来年に向けてのご挨拶を頂きました。
今年のお料理は会席料理となりました。個別にコースでテーブルに
出てきますので、安心して落着いて食べられたとのことで好評でし
た。味、量ともにホテルリガーレ春日野さんに奮発してもらえまし
たので大変いいものだったと思います。
永年勤続表彰(10名)、今年の入職者(34名)発表を行い、
豪華?景品の当たるくじ引きを行いました。
ちなみに1等~3等に加えて年末ジャンボ宝くじが当たるものでして、
ひょっとしたら宝くじの方が超豪華になる可能性もありますね?
最後はカラオケ大会になり、10数名の熱唱を聴くことができました。
締めは院長挨拶と万歳三唱にて解散!
どれぐらい忘年できたことでしょうか・・・?
交番の警察官が防犯パトロールに来られています!
やまとの安全

やまとの安全パンフレット
10月より近鉄奈良駅前交番の警察官の方が、防犯に関するお話を実施しております。
月曜日と水曜日の当院の外来時間にお越しいただいております。
他の防犯業務と時間が重なったり、勤務が忙しい場合は来られないこともありますが、その合間をぬってでも、防犯に役立てて頂ければとの思いで来られているとのことです。
当院へお越しの高齢者の方も多くおられますので、その方々が犯罪に合われないようにとのことで当院でも協力致しております。
診察優先で進めておりますが、待ち時間にお耳を拝借できましたらお聞き頂けたらと存じます。
こんな感じで実施できる場合もあります。
警察官も当然本物です。
消防避難訓練を実施致しました!
親睦会を開催しました!
平成28年7月26日 ホテルリガーレ春日野さんにて
沢井院長挨拶
当院は大病院にはない、アットホームな雰囲気の病院です。
毎年7月頃の暑い時期にビヤガーデンで焼肉親睦会を実施しています。
今年は生憎の雨となってしまいました。屋外で焼肉をするのが難かしか
ったので、食材はそのままに「チリトリ鍋」という料理に変更して
屋内での実施となりましたが、約100名が参加して開催できました。
院長の挨拶、今年の新入職者紹介といった行事を織り交ぜながら
和気あいあいと楽しみました。
当院ではこういったイベントを通じても結束が強くなっていっておりま
す。
老衰死について

寝た切り患者さんで、入院中であっても在宅療養中や 介護施設入所中であっても口から食事が入らない(嚥下が悪くむせる状態や認知症で食事を拒否するなど)場合、 平均寿命を越えておれば老衰と判断すればいいのでしょうが、 広い意味での延命という考えで点滴をしたり、胃に穴を開けたり (胃瘻:イロウ)してしまうことが日本では多く見受けられます。
その結果、点滴で体を傷付けたり、胃瘻で流動食注入による 副産物である嚥下性肺炎の機会を増やしたりすることにより 「老衰死」という本来の最期の形ではない死因(肺炎など)で 死亡されることになります。そこで看取りの発想に立ち戻る事が 重要であると考えます。寝た切りで意思表示が十分できない方が 口から食事ができなくなった場合に、大切なのは栄養補給をする ことで延命するのではなく、最期を看取ってあげることではない かと思います。
その結果、点滴で体を傷付けたり、胃瘻で流動食注入による 副産物である嚥下性肺炎の機会を増やしたりすることにより 「老衰死」という本来の最期の形ではない死因(肺炎など)で 死亡されることになります。そこで看取りの発想に立ち戻る事が 重要であると考えます。寝た切りで意思表示が十分できない方が 口から食事ができなくなった場合に、大切なのは栄養補給をする ことで延命するのではなく、最期を看取ってあげることではない かと思います。
欧米の先進国では既に、寝た切りの方には胃瘻を 作ることはされなくなっております。
我が国でもそうあるべく、 当院から微力ながら看取り老衰死を率先して実施しつつ、 全国にも発信していきたいと考えております。
肺炎球菌ワクチンについて
1回の接種で5年有効

肺炎は日本人の死因の中で、がん、心臓病、脳卒中に次いで四位を占め、 高齢者にとっては命にかかわる疾患です。肺炎の原因となる微生物には、 細菌やウイルスなど、たくさんの種類がありますが、肺炎球菌はそれらの なかでも、最も重要な位置を占めている細菌です。ことに最近、抗生物質が 効きにくい耐性肺炎球菌が増加してきており死者が増加しています。 今出ている肺炎球菌ワクチンは、肺炎を引き起こす80%に有効で、 安全性も高いといわれています。また、一回の接種(皮下注射)で 五年間程度の効果が持続するとされています。
しかし、日本では、 まだこのワクチンについて医療関係者の間でも十分認識されておらず、 アメリカやヨーロッパに比べ普及率が著しく低いのが現状です。 そのため、六十五歳以上の接種率はアメリカで45%なのに対して、 日本では0.1%にとどまっています。日本では1988年に認可された ものの、その後の普及啓発が十分でなかったためとされていますが、 世界保健機関(WHO)は、肺炎球菌ワクチンの接種を勧告しています。 なお、現在、日本では「脾臓摘出患者に対する肺炎球菌の感染発症を予防 する目的」以外には健康保険がきかない為、自費で受けることとなります。
しかし、日本では、 まだこのワクチンについて医療関係者の間でも十分認識されておらず、 アメリカやヨーロッパに比べ普及率が著しく低いのが現状です。 そのため、六十五歳以上の接種率はアメリカで45%なのに対して、 日本では0.1%にとどまっています。日本では1988年に認可された ものの、その後の普及啓発が十分でなかったためとされていますが、 世界保健機関(WHO)は、肺炎球菌ワクチンの接種を勧告しています。 なお、現在、日本では「脾臓摘出患者に対する肺炎球菌の感染発症を予防 する目的」以外には健康保険がきかない為、自費で受けることとなります。
経鼻内視鏡について
苦痛の少ない内視鏡

従来の内視鏡は口から挿入し胃の中を観察するのが一般的でしたが、 この経鼻内視鏡は鉛筆より細い内視鏡を使うことにより,鼻から挿入し 胃の中を観察できるようになりました。
《 メリット 》
先端の直径が5mmの細さのため鼻からスムーズに入り、強い麻酔も 必要ありません。
内視鏡が舌のつけ根を通らず、のどに触れることも無いので、 吐き気をほとんど感じずに検査を受けることができます。
口の中を内視鏡が通らないため、検査中に医師との会話もできます。
《 メリット 》
先端の直径が5mmの細さのため鼻からスムーズに入り、強い麻酔も 必要ありません。
内視鏡が舌のつけ根を通らず、のどに触れることも無いので、 吐き気をほとんど感じずに検査を受けることができます。
口の中を内視鏡が通らないため、検査中に医師との会話もできます。
バーチャル内視鏡について

バーチャル内視鏡(仮想内視鏡)とは大腸や胃に空気を入れて CTで撮影し、それをコンピューターで処理することにより大腸や 胃の中の視点からそれぞれの臓器を観察できる新しい検査方法です。
大腸ファイバーではお尻から徐々に内視鏡を進めて中を観察して いくので、個人差はありますが多少の苦痛と時間を要します。 バーチャル内視鏡はお尻から空気を大腸全体に入れてから、仰向け で1回、うつ伏せで1回の2回の撮影で終わりますので時間にして 10分程度で検査は終了します。一度の検査で管腔内だけでなく 腹部全体も観察できることや、苦痛が少なく短時間で終了するのが この検査のメリットですが、小さな病変や隆起の少ない早期がんなど が見つけにくいなどのデメリットもあります。
大腸ファイバーではお尻から徐々に内視鏡を進めて中を観察して いくので、個人差はありますが多少の苦痛と時間を要します。 バーチャル内視鏡はお尻から空気を大腸全体に入れてから、仰向け で1回、うつ伏せで1回の2回の撮影で終わりますので時間にして 10分程度で検査は終了します。一度の検査で管腔内だけでなく 腹部全体も観察できることや、苦痛が少なく短時間で終了するのが この検査のメリットですが、小さな病変や隆起の少ない早期がんなど が見つけにくいなどのデメリットもあります。
動脈硬化検査について

動脈硬化は加齢によって誰にでもおこりますが個人差が大きく、 その進展には食事や運動などの生活習慣が大きく関連しています。 高血圧、糖尿病、高脂血症、高尿酸、通風、喫煙、飲酒、肥満、 運動不足、ストレスなどが原因となります。
検査は心電図などと同じ様に、体の数箇所に電極を付け検査台に 5分ほど横になって居るだけで終わります。この検査でABIで表す 血管の詰まりとCAVIで表す血管の硬さを測ります。この結果と 血管年令判定グラフから動脈硬化の程度を判定します。
動脈硬化はあまり自覚症状がありません。 しかし放置すると、狭心症、心筋梗塞、脳出血、脳梗塞など命に かかわる疾患の原因になります。大変な病気にかからない為には、 早期に発見し生活習慣の改善や適切な運動療法、食事療法、 内服療法などの指導が必要です。
検査は心電図などと同じ様に、体の数箇所に電極を付け検査台に 5分ほど横になって居るだけで終わります。この検査でABIで表す 血管の詰まりとCAVIで表す血管の硬さを測ります。この結果と 血管年令判定グラフから動脈硬化の程度を判定します。
動脈硬化はあまり自覚症状がありません。 しかし放置すると、狭心症、心筋梗塞、脳出血、脳梗塞など命に かかわる疾患の原因になります。大変な病気にかからない為には、 早期に発見し生活習慣の改善や適切な運動療法、食事療法、 内服療法などの指導が必要です。